STORIES / FROM OUR RESIDENTS

VOICE

建築と暮らしをデザインする家づくり

家族の数だけ、家のかたちがある。
建築家とともに、土地から、暮らしから考えた六軒の家。
住み手の言葉のなかに、
中川工務店の家づくりは息づいています。

NAKAGAWA KOUMUTEN SIX FAMILIES, SIX HOMES
SCROLL
INTRODUCTION

暮らしから家を考える、
六つの物語。

家を建てるという行為は、図面のなかで完結するものではありません。
どこに住むか、誰と暮らすか、何に時間を使うか。
その答えが、土地のかたちや、間取りや、光の入り方を決めていきます。

中川工務店では、「アトリエ建築家」と呼ばれる設計者と一緒に、
家族の暮らしから家を設計しています。
ここに収めたのは、そうしてできあがった六軒の家の、住み手の声です。

CONTENTS

家族の物語

CASE.01
01

光と風がめぐる、
吹き抜けとバルコニーの家

— 小田原市 / プライバシーと開放感を両立した住まい —
PRIVACY / OPENNESS
小田原市の住まい|夕景の外観、ライトに照らされたビルトインガレージと2階の灯り|中川工務店の建築家設計の注文住宅

閑静な住宅街に建つ、一軒の住まい。設計のコンセプトは「外には閉じて、内には開く」。通りに面したファサードは硬質なガルバリウム鋼板でしっかりと閉じ、家のなかに入ったとたん、吹き抜けとバルコニーから光と風が一気に流れ込む──そんな大胆な対比で組み立てられた住まいです。

家族のプライバシーをきちんと守りながらも、室内には明るさと開放感をたっぷり確保したい。シンプルな外観と、内側に開かれた空間が、その両立を静かにかなえています。

プライバシーと開放感の両方を欲しがった私たちの想いを、一つの家のなかにきちんとまとめてくれました。 小田原市 お施主様の声

プライバシーと開放感を両立させる吹き抜けとバルコニー

この家の核は、家の中心に伸びる吹き抜けと、2階に張り出すバルコニーです。バルコニーを介して外光を取り込みながら、外からの視線は遮る。吹き抜けによって光と風が家中を循環し、1階のリビングまでも明るく心地よい空気で満たします。

建築家が特にこだわったのは、光の取り方。バルコニーを設けることで、夏場の高い日射は袖壁が和らげ、冬場の低い日差しはしっかり室内に届ける──季節ごとの太陽の角度まで計算された設計です。住まい手のお二人が「さすがプロだな」と感心したディテールでした。

家事と仕事、暮らしをまっすぐに支える間取り

間取りも、毎日の動線にていねいに寄り添っています。キッチンを起点とした移動距離は短く、家事をスムーズに回せる動線。さらにリモートワーク用の壁面を活かしたワークスペースも組み込まれ、暮らしと仕事のバランスがとれた住まいに仕上がりました。

リビングの大きな窓からは、近くの山と桜並木が借景として室内に取り込まれます。外からの視線はしっかり遮られているのに、家のなかには季節の景色が自然と入ってくる──それも、建築家が配した窓のおかげです。

DATA / CASE.01
所在地
神奈川県小田原市
居住形態
大人2人+お子さま2人
建築家
ナカタヒロヨ
敷地面積
159.46㎡(48.23坪)
建築面積
106.82㎡(32.31坪)
延床面積
169.75㎡(51.34坪)
UA値
0.41
C値
0.2
SCENES / 小田原市の暮らし
小田原市の住まい|夜の外観。光がもれる二箇所のバルコニー
01夜の外観。光がもれる二箇所のバルコニーは、昼間は光と風を導く。
小田原市の住まい|昼景の外観とビルトインガレージ
02昼景の外観。控えめに開いた2階の窓と、ビルトインガレージ。
小田原市の住まい|室内とウッドデッキを大開口でつなぐ
03大開口の先に、外の視線を遮ったプライベートなウッドデッキ。
小田原市の住まい|LDKとデッキスペース
04広がるLDK。リビングのすぐ向こうに、外の気配を感じるバルコニー。
小田原市の住まい|ダイニングとペンダント照明
05三灯のペンダントが灯すダイニング。視線の先には飾り棚。
小田原市の住まい|アイランドキッチンとワークスペース
06アイランドキッチン越しのダイニング。奥には小さなワークスペースも。
CASE.02
02

開放的なリビングから繋がる、
回遊動線の家

— 小田原市 / デザインも住宅性能も、動線・収納にもこだわった暮らしやすい家 —
CIRCULATION / STORAGE
小田原市の住まい|吹き抜けの階段ホール、無垢の床と鉄骨手すりが迎える空間|中川工務店の建築家設計の注文住宅

住まい手のお二人と中川工務店との出会いは、インスタグラムの投稿でした。デザイン性と住宅性能の両方を備えた家を希望し、ネットで調べたり、家を建てた友人に話を聞いたりするなかで、ふとインスタグラムで中川工務店を見つけたといいます。

モデルハウスを見学に行ったところ、おしゃれさと吹き抜けの開放感が想像以上で、スタッフの皆さんの人柄や親身な対応にも惹かれました。「大切な家づくりをお任せできる」と、迷いなく決断できたといいます。

家づくりの軸は「収納と動線」

住まい手が家づくりで重視したのは、「収納」と「動線」。玄関からLDKへつながる2WAYの動線と、その途中に組み込んだ豊富な収納。家事の効率を支えるアイランドキッチンと、室内干しもできるランドリールーム──。日々の暮らしのストレスを減らす設えが、要望としてはっきりとイメージされていました。

建築家はそれらを的確に拾い上げ、回遊動線として一つにまとめあげます。リビングから廊下、家事スペース、収納へ、家のなかをぐるりと巡れる間取り。お子さまと過ごす時間も、家事の時間も、無駄な往復なくスムーズに流れていきます。

建築家との打ち合わせは、終始あたたかく

担当した建築家はフレンドリーな方で、希望にもしっかり応えてくれたといいます。プランの変更希望を伝えると、「それならこうしましょう」と柔軟に提案。押し付けがましさはまったくなく、暮らしやすい動線、ダイニング後ろのカウンター、明かりの採り方など、ひとつひとつの提案が家のお気に入りに変わっていきました。

決めなければいけないことが多くて大変でしたが、伝えたことがカタチになっていくのを見るのは、本当に楽しい時間でした。2回目の建築模型を見た時は、感動しました。 小田原市 お施主様の声

レスポンスの良さと、職人さんの人柄

中川工務店との家づくりで印象に残っているのは、レスポンスの早さ。質問にすぐ回答が返ってくる安心感と、密なコミュニケーションの取れる関係性が、家づくりの不安を最後まで小さくしてくれたといいます。

現場に入った職人さんも感じが良く、隣に住んでいる方からも「職人さんの感じが良かったよ」と褒めてもらえたほど。地元の会社ならではのアフターサービスへの安心感も含め、これから近隣でハウスメーカーを検討する人にこそおすすめしたい、と住まい手は話してくれました。

DATA / CASE.02
所在地
神奈川県小田原市
居住形態
ご家族
建築家
齊藤 真二
土地面積
138.55㎡(41.91坪)
延床面積
119.88㎡(36.26坪)
UA値
0.43
C値
0.2
キッチン
アイランドキッチン
SCENES / 小田原市の暮らし
小田原市の住まい|白い塗り壁の箱型ファサードと木製扉
01薄いグレー調の壁の箱型ファサード。スリットの高窓と木製扉が表情をつくる外観。
小田原市の住まい|LDKとペンダント照明
02三灯のペンダントが灯すLDK。木目のキッチンと装飾棚が、暮らしの背景になる。
小田原市の住まい|ダイニングからキッチン・階段・畳スペースを望む
03ダイニングからキッチン・階段・奥の畳スペースまでが、ひとつながりに広がる。
小田原市の住まい|サニタリーとランドリー
04造作洗面と可動棚、室内干しまで完結するサニタリー&ランドリー。
小田原市の住まい|2階ホールと並びの窓
05並んだ窓から光が入る2階ホール。木のアクセントが空間を引き締める。
小田原市の住まい|パントリーとシューズクローゼットの大容量収納
06玄関とキッチンをつなぐ、回遊動線の核となるパントリーとシューズクローゼット。
CASE.03
03

自然と調和する、
凛とした平屋の佇まい

— 開成町 / 周囲の自然に溶け込みながら、存在感を放つ家 —
FLAT HOUSE / MINIMAL
開成町の住まい|庭の緑に佇む、白い切妻屋根の平屋の外観|中川工務店の建築家設計の注文住宅

開成町の閑静なエリアに、すっと建つ一軒の平屋。周囲の自然環境に溶け込みながらも、ふと目を引く存在感を放っています。

外観は、白い塗り壁と黒いガルバリウム鋼板の対比。装飾的な要素を削ぎ落とし、面と素材だけでつくられたシンプルで凛とした佇まいは、季節ごとに表情を変える周囲の緑と空をやさしく受けとめます。

派手なものは要らなかったんです。空と、緑と、暮らし。それを邪魔しない器であってほしいと思っていました。 開成町 お施主様の声

平屋という選択、日々の時間を一つの平面で

2階建てではなく、平屋を選んだのは、暮らしのすべてを一つの階で完結させたかったから。階段の上り下りに頼らず、お互いの気配が常にゆるやかにつながり続ける──そうした日常の心地よさを、設計の出発点に置きました。

ナラの無垢フローリングが伸びるリビングは、大きな窓から外の光をたっぷり取り込み、いつも明るく落ち着いた空気に満ちています。家具を置きすぎず、余白を残した空間は、訪れる人をすっと迎え入れる懐の深さを感じさせます。

平屋でも妥協しない、性能と暮らしの質

平屋は屋根面積が大きいぶん、断熱と気密の設計が住み心地を大きく左右します。この家はUA値0.39を確保し、中川工務店標準の高気密・高断熱仕様で、夏も冬も少ない冷暖房で穏やかに過ごせる住まいに仕上がりました。

家のまわりには、植栽のための余白を残し、季節の移ろいを庭から取り込む暮らしを設計。建物そのものが景色のなかに馴染み、年月が経つほどに敷地全体としての美しさが増していく──そんな育ち方をする住まいです。

DATA / CASE.03
所在地
神奈川県足柄上郡開成町
居住形態
お二人暮らし
構造
木造平屋
建築家
稲沢 謙吾
土地面積
244.01㎡(73.81坪)
延床面積
91.51㎡(27.68坪)
※ロフト・階段含む
UA値
0.39
C値
0.3
SCENES / 開成町の暮らし
開成町の住まい|黒ガルバリウムと白塗り壁の昼景の外観
01黒ガルバリウムの屋根と白い塗り壁。L字に伸びる平屋の凛とした佇まい。
開成町の住まい|玄関ホールとヘリンボーンの床
02木の柱とヘリンボーンの床。玄関から続く、凛として穏やかな空気。
開成町の住まい|勾配天井と梁が伸びるリビング
03勾配天井に梁が伸びる、明るく開かれたリビング。大開口の先には庭の緑。
開成町の住まい|アイランドキッチンと勾配天井
04白タイルとステンレスのアイランドキッチン。勾配天井の下、家事の時間も気持ちよく。
開成町の住まい|黒ガルバリウムの切妻屋根の正面外観
05切妻屋根の存在感が際立つ、黒ガルバリウムの正面外観。
開成町の住まい|夕景のライトアップ
06夕景のライトアップ。窓から漏れる光が、平屋の輪郭を静かに際立たせる。
CASE.04
04

関わる人すべてが気持ちよく、
成功を確信した家づくり

— 小田原市 —
FAMILY HOME
小田原市の住まい|吹き抜けを介してつながる、家のなかの上下の関係|中川工務店の建築家設計の注文住宅

「子どもの幼稚園入園前に住環境を整えたい」と家づくりをはじめたご家族。モデルハウスや設計事務所を巡るなかで目に留まったのが、中川工務店の看板でした。送られてきた資料には、求めていたデザイン性の高い家が並んでいたといいます。

勉強会や見学会で住宅性能の重要さを学び、デザインと性能、予算とのバランスを考えるなかで「中川工務店さん以外は考えられなくなっていました」と住まい手。決め手となったのは、つくり手の真摯な姿勢でした。

皆さんからは「家を売る」のではなくて、「家をつくる」という意識が強く伝わってきて、一緒に家づくりをしたいと思ったんです。 小田原市 お施主様の声

工務店だけでなく、ほぼすべての職人さんと話したというご家族。誰もが気持ちよく対応してくれたことが、家づくり成功の確信につながりました。アトリエ建築家との打ち合わせでは、間取りの優先順位を考え直すきっかけをもらうなど、終始楽しく学びの多い時間だったといいます。

開放感とプライバシーを両立する設計

この家の外観は白とグレーでスタイリッシュにまとめられ、通りに面した外壁にはほとんど窓がありません。室内が暗くなるのではという懸念は、リビングに入った瞬間にくつがえされます。吹き抜けの上部とテラスから、たっぷりの光が降りそそいでくるのです。

あえて1階の道路側に窓を設けないことで、防犯性とプライベート性を確保。広いリビングでもカーテンなしで過ごせます。リビング・キッチン・ダイニング・テラスはひとつながりに設計され、家事の最中も子どもに目が届きやすい間取りに。2階ホールの造作デスクは、家族の気配を感じながら仕事や勉強ができる場所になっています。

吹き抜けは「冷暖房が効きにくい」と心配されがちですが、住宅性能が高ければその心配は不要。実際このお住まいでは、冬の寒い時期でも日中はエアコンがすぐに自動停止するそうです。

DATA / CASE.04
所在地
神奈川県小田原市
居住形態
住まい手とお子さま
建築家
河添 甚
敷地面積
159.37㎡(48.21坪)
建築面積
67.28㎡(20.35坪)
延床面積
101.02㎡(30.55坪)
※1階 64.17㎡+2階 36.85㎡
UA値
0.48
C値
0.2
SCENES / 小田原市の暮らし
小田原市の住まい|グレーガルバと白サイディングのキューブを組み合わせた外観
01グレーガルバと白サイディング。ボリュームを組み合わせて構成された外観。
小田原市の住まい|紺色アクセント壁の1階リビング
02紺色のアクセント壁とTVを囲む造作棚。畳スペースまでひと続きのリビング。
小田原市の住まい|ペンダント照明と鉄骨スケルトン階段、ダイニング
03ペンダント照明と鉄骨スケルトン階段。コンクリ素材のキッチンが映えるダイニング。
小田原市の住まい|2階ホールのワークスペースとシーリングファン
04吹き抜けに面した2階ホール。窓辺のワークスペースとシーリングファン。
小田原市の住まい|玄関の造作洗面と帰宅後の手洗い動線
05玄関の造作洗面。帰宅後すぐ、黒の洗面ボウルで手を洗える動線。
小田原市の住まい|2階の造作デスクと書棚を吹き抜けから望む
06吹き抜けから見下ろす、2階の造作デスクと書棚。光と本に囲まれた居場所。
CASE.05
05

家族の趣味と自然を
めいっぱい楽しむ、和モダンの家

— 小田原市 / スローライフ —
SLOW LIFE / DIY
小田原市の住まい|欄間が表情をつくる和室。和の風情と日々の暮らしが溶け合う場所|中川工務店の建築家設計の注文住宅

小田原市栢山に暮らすご家族は、家族全員アウトドア派。趣味は山菜採りや狩猟、釣り。休日には家族で近くの海や川に出かけることも多いといいます。そうした趣味が高じ、生活の場も自然豊かな環境に移したいと家づくりを決意しました。

「都心のように建物が密集しているところではなく、緑が多くてのびのび過ごせる場所が私たちには合っていると思って。子どもたちもそうした環境のなかで成長してほしいと考えていました」とご家族。本格的なDIYやスローライフを楽しみたい一方で、それぞれの通勤が大変になる環境はなるべく避けたい。そうした条件で住宅関連のホームページを巡るなかで、ふと目に留まったのが中川工務店のホームページでした。

家のテイストや雰囲気に惹かれて、問い合わせてみようとメールを送ったんです。 小田原市 お施主様の声

土地探しから、暮らしの伴走を

中川工務店とご家族の相性は抜群で、メールや対面でやり取りを重ねるうちに気持ちは固まりました。課題だった「自然豊かな場所」での土地探しも依頼し、見事に理想に合致する場所が見つかります。

住まい手はともに関西の出身。その情報をもとに中川工務店は、京都在住のアトリエ建築家を紹介。「和モダンな家」というイメージをより的確に引き出せるのではという読みは見事に当たり、全3回の打ち合わせは終始明るく笑いの絶えない時間になったといいます。

家庭菜園、DIY、にわとりの飼育まで

現在の生活をたずねると、長年やってみたかったことに次々とチャレンジできていると、ご家族は声を弾ませます。「敷地いっぱいに家を建てず、庭を広く確保したおかげで、いろいろなことを楽しめています。家庭菜園を始めたり、池を作ったり。ピザ窯もDIYで作りました。都会では難しいにわとりの飼育もできています」。

時間や効率を気にせず、何かをつくる喜びや経験を楽しむ。それが、ここでは日常のなかに自然に溶け込んでいます。「どんどん野生化している感じ」と笑う住まい手からは、心から暮らしを楽しんでいる様子が伝わってきました。

家全体がゆるくつながる、和モダンの家

ご家族が暮らす家は、吹き抜けや大きな窓によって全体が一つの空間のように感じられます。ゆるくつながった空間は、どこからでも家族の気配が分かるのが利点。吹き抜けの熱効率は気になるところですが、高気密・高断熱を標準仕様とする中川工務店ならば、その心配は不要です。

要望として掲げた「和モダンな家」の片鱗は、家のあちこちに。なかでもご家族のお気に入りは和室。代表自らが探してきたこだわりの欄間が、シンプルな和室のアクセントになっています。アウトドア好きの住まい手が作業しやすいように設けられた土間も、釣った魚や収穫した野菜・卵をすぐキッチンに運べる動線で、ご家族らしさが光るポイントです。

DATA / CASE.05
所在地
神奈川県小田原市栢山
居住形態
ご家族
建築家
川勝 崇道
土地面積
369.61㎡(111.8坪)
延床面積
112.61㎡(34.0坪)
UA値
0.48
C値
0.4
テーマ
和モダン/スローライフ
SCENES / 小田原市・スローライフ
小田原市の住まい|田畑に囲まれた敷地に建つ、住まいの入口
01田畑に囲まれた敷地に建つ、住まいの入口。木の塀がやわらかく迎える。
小田原市の住まい|庭のピザ窯と薪
02手作りのピザ窯と薪。スローライフを象徴する庭の一角。
小田原市の住まい|家族の集まる玄関先と薪の山
03家族の集まる玄関先。積み上げられた薪が、日々の暮らしの背景になる。
小田原市の住まい|夕景の外観、窓から漏れる温かい光
04夕景の外観。窓から漏れる光が、田畑の景色を温かく照らす。
小田原市の住まい|サブウェイタイルとコンクリ調のアイランドキッチン
05クリーム色のサブウェイタイルと、コンクリ調のアイランドキッチン。
小田原市の住まい|キッチンとダイニング全景
06ダイニング越しのキッチン全景。家事と食卓が、ひとつながりに広がる。
CASE.06
06

趣味と自然に包まれる、
ふたつの庭がある家

— 大井町 / 景色を味方に、心地よさを設計した住まい —
TWO GARDENS / OUTDOOR LIVING
大井町の住まい|吹き抜けに伸びる鉄骨スケルトン階段、レッドシダーの天井が頭上を彩る|中川工務店の建築家設計の注文住宅

植物が好きで、生き物が好きで、緑のなかで暮らしたい──。住まい手のお二人が思い描いていたのは、家の内と外がやわらかくつながり、植物や愛犬と過ごす時間が日常のなかに溶け込む住まいでした。

周辺の景色がとても豊かな大井町の一画。ただし、見せたい風景もあれば、生活のために閉じておきたい方向もある。建築家が出した答えは、「開いた庭」と「閉じた庭」、ふたつの庭をひとつの敷地のなかに共存させることでした。

見せたい風景は切り取り、守りたい方向はぐっと閉じる。自然と調和しながら、家族をやわらかく包み込む時間を、大切にしたかったんです。 大井町 お施主様の声

「開いた庭」と「閉じた庭」、ふたつの庭がある暮らし

敷地の正面側に広がるのは、外の景色を取り込み、季節の移ろいを室内まで届けてくれる「開いた庭」。一方、家の奥に確保されたのは、視線を遮ってプライベートな時間を守る「閉じた庭」です。植物を愛でるご主人の趣味の時間、愛犬とのんびり過ごす日常──同じ家の中に、性格の違うふたつの外部空間が用意されています。

リビングはこのふたつの庭の両方とつながり、窓を開ければ自然と外で過ごす時間が生まれる、いわば「アウトドアリビング」のような場所に。家のなかでありながら、外の気配を絶えず感じられる暮らしになりました。

植物と生き物のための、設計のひと工夫

観葉植物を育てるための趣味室、愛犬とのびのび過ごせるドッグランのスペース、土足で出入りできる土間──。住まい手のライフスタイルに合わせた設えが、家のあちこちに散りばめられています。窓の大きさや配置は、植物の生育に欠かせない光の入り方を計算した上で決められました。

大空間でゆったりと過ごせるよう、リビングには吹き抜けが用意されています。中川工務店の標準仕様である高気密・高断熱とUA値0.43/C値0.1の性能のおかげで、吹き抜けや大開口を取りながらも、冷暖房の効きを心配することなく、一年を通じて快適に暮らせる住まいになっています。

「らしさ」を楽しむ余白のある家

外観は、木とグレーの落ち着いた組み合わせ。閑静なエリアの景観に馴染みながらも、よく見ると印象的な凹凸でリズムをつけた、建築家の手跡が感じられる佇まいです。設計を担当したのは、稲沢謙吾氏。

建てて終わりではなく、住みながら少しずつ庭をつくり、植物を増やし、家族の時間を重ねていく。この家には、そうやって育っていく余白が、たっぷりと残されています。

DATA / CASE.06
所在地
神奈川県足柄上郡大井町
家族構成
ご夫妻+愛犬
建築家
稲沢 謙吾
敷地面積
248.52㎡(75.17坪)
建築面積
73.28㎡(22.16坪)
延床面積
92.74㎡(28.04坪)
UA値
0.43
C値
0.1
SCENES / 大井町の暮らし
大井町の住まい|玄関の吹き抜けから見上げるレッドシダー天井
01玄関の吹き抜けから見上げる、レッドシダーの天井とスケルトン階段。
大井町の住まい|茶系の塗り壁とオレンジの玄関扉の外観
02木のぬくもりとシャープなフォルムが、美しく調和した外観。
大井町の住まい|アイランドキッチンとリビング、土間が一続きの空間
03アイランドキッチンとリビング。土間とランドリーまでがひと続きにつながる。
大井町の住まい|大窓とシーリングファンの2階ホール
04大窓とシーリングファンの2階ホール。横長カウンターは多目的に使える。
大井町の住まい|ガスコンロ越しに見るリビングと土間
05ガスコンロ越しに見える、リビングと土間。階段の足元が空気を流す。
大井町の住まい|リビング全景とレッドシダーのアクセント天井
06リビング全景。レッドシダーのアクセント天井が、ふっと目を上げさせる。
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